kpum cycling diary

サイクルロードレースを愛する京都の医大生。最近学連に登録したらしい。主に自分のための練習とレースの回顧録。

2017内灘サイクルロードレース 1日目 スクラッチ(ロードレーサー) 2日目 RTT 一般30km

<1日目> スクラッチ(ロードレーサー) 6km(400mバンク15周)
目標:当初は安全に完走するというゆるふわな目標だったが、いざ受付に行くと全部で6人でこれはいけるかもしれないと思う。しかし…

結果:4/6
全然ダメだった…4人の中のスプリントで一番後ろ。正直こんなつもりでは無かった。まず引く時間が長すぎて、先頭交代を要求しても全然行こうとしない事にイライラしてしまった。もっと上段に上がって行かせるべきだったが、慣れていないせいで全然上がれなかった。また、アタック耐性、スプリント力、スキルの無さが露呈してしまった…先輩に、スプリントを開始するのが遅すぎる、と言われる。他人がかけ始めたタイミングで自分でかけ始めないと意味がない。もっと周りをよく見ろと。
周りをよく見るのはロードレースの基本ではあるが、いざ実行するには数をこなしていかないといけないなあ…
フラストレーションのたまる結果となってしまった。<2日目> RTT(10km 一周)、ロードレース一般30km
目標:個人TTの走り方を学ぶ。主にペーシング。ロードレースは安全に完走。レース慣れが目的。

結果:RTT   8/14 Ave.40.93km/h 14:39
ロードレース 9/76 Ave. 41.4km/h Ave.195w NP 225w Max 1001w 55.6kg?
会場につくのがなんだかんだで遅くなり、またそっからTTバイクを組まないといけなかったのでアップなしでTTに出走。めっちゃ雨降ってる中自転車組むとか死ぬほどやりたくない。
TTでやってはいけないことランキング1位は出走に遅刻しないこと(出典、パワートレーニングバイブル)らしいが、その次ぐらいに来るのがウォーミングアップしないことだろう。しかもせっかくロードのパワーメーターを外してつけたのに、メーターをつける時間さえなくて完全に自分でペースを作らないといけなくなる。メンタル弱いからパワーないとうまくペーシングできるわけがない…スピードもわからない。まあ、でもTTは真実のレースといわれるくらいだから言い訳はできない。自分の感覚でペースを作る練習と割り切る。不思議と落ち着いていた。

パワーはわからんかったが、体感ではほぼ一定ペースで走れたと思う。途中のコーナーで右コーナーだと思ったのが実は左だった、というのがあってそこでタイムを失う。それ以外もあまりTTバイクに慣れていないこともあっていまいちパワーが出ておらず、セルフパワーメーターによると210wぐらい?
今まででのベスト時のFTPがだいたい288w 57.5kg ぐらいであることを考えると全く踏めていない。まあ、FTPとかCPとかは理論上の値であって…(以下略)途中で後ろの人に抜かされ、さらに最後1kmくらいでまた抜かれた。
まあ平均40km/hを割らなかったのは救いではあるが、ディスク、エアロヘルメット、前輪ディープでこれはなかなかしょぼい。まあフレームはTNIのアルミの7005MKⅡだし、ディスクは激重10速のpro、前輪は中華なんだが笑 ここでもフラストレーションためる。

最後にロードレースに出走するも気楽にスタート。落車しなけりゃいいや、ぐらいに考える。
かなり後ろのほうからスタートで最初の直線はほぼ何も考えずに走る。が、このストレートでないとなかなかポジションを上げることが難しく、一周目のコーナーで結構足を使った。500w~600wぐらい。でも、先頭のほうがコーナー抜けてしばらくすると速度を緩めるので、比較的楽に集団に戻ることができる。
2周目突入と同時に一気にポジションをあげる。横側からポジション上げようとしている人がいたら後ろにつかせてもらい、スキができたら入り込む。やっぱ前のほうだと全然違う。時折飛び出していく人がいるが、すぐに吸収されるのが何回か繰り返された。集団内にいるとかなり足を温存することができて、160wぐらいで楽に流せていた。そんな中、落車が近くで起きて一瞬ヒヤリとする。やっぱ危機回避能力って大事だわ。余裕のない人の後ろとかにはつかないようにしていて正確だった。ラスト1.5kmくらいでも横で再び落車発生。破裂音がしていた。また一つ高級機材が…こういうのを見ると自転車に金をかけるのが馬鹿らしくなる。
ラストはコーナー抜けてからはそんなにないので、コーナー前が勝負と思い、前に出ようとするも皆考えることは一緒。前はふさがれて上がれない。なのでコーナー外側からまわって最後スプリント。まああまり平坦向きの練習とか、スプリントとかやってなくてこれなら悪くないのでは?

久しぶりのレースを安全に走りきることができてなにより。来月の白馬に向けて平坦、無酸素、神経筋の練習とかやっていきたい。レースを想定した激しいインターバルの練習をもっとやることが必要か。学連レースはもっと激しいに違いない。もっと普段からレースを想定した練習をやっていかないといけないと思う2日間だった。練習できる時間は限られているので質の高い練習をしていきたい。